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今回は2020年7月15日発売の『ハルタ vol.76』に連載されている『ヴラド・ドラクラ』20話【窮境】について書きます！
（ネタバレ注意です！）
前回、ワラキア軍後方風上から火の手が上がりました。 祝♡2020年2月15日に3巻が発売! ヴラド・ドラクラ 3 大窪 晶Ç ... 続きを見る
ワラキア軍が油を撒いて火を放ったのです。
炎に包まれ悔しさをにじませるヴラド。
撤退のための煙幕だとメフメト。
ドナウ沿岸、もらい受けるぞと呟きました。
圧倒的な力に、ヴラドが抗う術はあるのか！？
それでは続きを見ていきましょう！
【あらすじ】『ヴラド・ドラクラ』19話(4巻)【感想】
20話 感想とあらすじ
次の迎撃地点へと向かうヴラド率いるワラキア軍。
メフメト率いるオスマン軍は、トゥルゴヴィステへと向かうため、ヴラドらは彼らが必ずこの森の1本道を通ると考えました。
ここで片をつけたいヴラド・・・。
ヴラドはゲルギナ(主馬僚)に兵を率いて近隣村落へ避難勧告をするように告げました。
第三奇兵隊と共に村落へ馬を走らせたゲルギナ。
しかし、ゲルギナらはメフメトに捕まってしまいました！
オスマン側につけと誘うメフメト。
もうワラキアは敗北する・・・と。
もちろん簡単に寝返るわけにはいきません。
そこでメフメトはハンガリーの援軍が来ない話をしました。
援軍が来ると思って疑っていなかったゲルギナはショックを受けました。
その後、ワラキア軍の宿営地に戻ったゲルギナ。
ヴラドにハンガリーの援軍がいつ到着するのか尋ねました。
背を向け、そう遠くないうちには、とヴラド。
ゲルギナは明日の奇襲の先駆けを任せてほしいと告げました。
（なんかメフメトの言う事の方を信じそうよね・・・）
翌朝ー
奇襲に向け、兵の配備が完了したワラキア軍。
右に軍監査官（ストイカ）率いる３部隊。
左に主馬僚（ゲルギナ）率いる５部隊。
するとメフメトの姿が見ました！
ヴブラドが合図を送ろうとしたその時、ヴラドの背後に配備していた兵が襲われました！？
ゲルギナが謀反（むほん）したのです！！
森から聞こえる騒ぎ声に、微笑むメフメト。
ヴラドは全部隊に散開を命じました。
ブクレシュティまで撤退する、と。
1462年6月初頭、ワラキア軍は奇襲に失敗
ブクレシュティ、ワラキア公居城ー
捕えられたゲルギナ。
怒りをあらわにするチェルニク。
ゲルギナはハンガリーの助けが来ないと知りながら、我々を死地へ追いやった、とヴラドに向かって告げました。
驚く一同。
動揺が広がる中、狼狽えるな！！とチェルニク。
助けが来ない？上等だ。
そんなチェルニクに、お前もいずれ捨て駒にされるんだぞ、とゲルギナ。
チェルニクはニヤリと微笑むと、言いたいことはそれだけかと告げ、ゲルギナの首をはねました。
（チェルニクめっちゃかっこいいな。さすが隊長や）
その後、軍議を開いたヴラド。
しかし、その命には従えないと配下。
どうしても従えないと？とヴラド。
躊躇う事なく彼の首をナイフで突き刺しました。
顔面に返り血を浴び、髪をかき上げたヴラド。
他に異論のある者は？
つづく
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読み終えて
ヒィィイイイイ！！！
最後のカットが怖い！！けどセクシー♡←
どんどんヴラドがドラキュラに近づいていっているような・・・。
それにしても、もうワラキアに勝ち目はない気がするけど、どんな作戦を考えたんだろう？
小国でも帝国に打ち勝てる術とは一体・・・？
（※次回は2020年8月12日発売『ハルタ』77号に掲載予定です）
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