今回は2021年5月14日発売の『ハルタ vol.84』に連載されている『ふしぎの国のバード』碇ヶ関（いかりがせき）編について書きます！
（ネタバレ注意です！）
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前回、先へと急ぐバードら。
別の長舟とぶつかりその舟が転覆してしまいました！！
投げだされる乗客の中に子供を見つけたバード。
縄を結びつけたオールを投げて助けようとするも、子供が掴んだその縄は無惨にもちぎれ子供ともども流されてしまいました。
助けようとするバードに声をかけ制止させた伊藤。
バードは舟がぶつかったあの瞬間、何が頭を過ぎったか尋ねました。
僕は親孝行をしてきたので、必ず極楽へといけると、と伊藤。
私たちは何があってもいきて蝦夷の地を踏むわよ、とバード。
それでは気になる続きを見ていきましょう！
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碇ヶ関編 感想とあらすじ
雨が降り頻る中、山道を進むバードら。
すると小石が落ちてバードの鼻にあたりました！
地盤が緩んでいる、と伊藤。
すると何かに気がつきました！！
馬から離れてください！と伊藤。
突然馬が暴れ出しました！！
雲の合間から日食が！？
日食なら驚くのも無理はない、とバード。
（ググったら馬って日食や満月とか、月の影響を受けやすいんだとか！？）
しばらく雨が止むまで雨宿りする事に。
日食は天の病気だと怖がる人々。
確かに不吉な感じだとメモをとるバード。
伊藤はフルーツの缶詰を差し出しました。
節約してきたため食料に余裕があるようです。
フルーツを食べながら木々を見上げるバード。
立派な木々が生い茂っています。
この地方の杉材は工芸品の材料として有名だと伊藤。
山の至る所に丸太の集積する貯木場があります。
すると今度は突然嫌な匂いが・・・！？
大地が揺れ、土砂崩れが発生しました！！
食料を積んでいた馬が土砂の下敷きになり、食料がほぼ全滅してしまったバード。
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先を急ぎ、集落までたどり着きました。
しかし不運は続き、川の氾濫で貯木場の丸太が流されてしまいました。
集落の人々は流される丸太を必死に掴んで引き上げようとしました。
木材は彼らの財産そのものなのです。
傷だらけで丸太を引き揚げようとする人々を見て、治療の準備を指示したバード。
羽州街道、碇ヶ関ー
バードが人々の治療をしていると、村の長がやってきました。
感謝を告げる長。
バードはひどい災害でお力落としのことでしょう、と告げました。
すると、山の恵で暮らしているため、山の怒りを嘆くなどとんでもない、と長。
周囲を見渡すと、そこには明るく笑い合う患者の姿が・・・。
ノートを開くバード。
この国の人々の識字率が高いのは、紙の生産量が多いから。
製紙技術が高いのは水も土壌も豊かだから。
自然が強いからこそ、厄災も滅びも日常の中にある・・・。
興味深いと筆を走らせます。
伊藤は立ち上がると、僕が必ず蝦夷までご案内すると告げました。
しかしそこへ、橋も道も全て壊滅したとの情報が入ってきました。
完全に孤立してしまった集落・・・。
つづく
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読み終えて
青森を目前に災難続き・・・。
食料がないってのが一番大変そうじゃない！？
※次回は6月15日に発売の『ハルタ』vol.85に掲載予定です。
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