2022年12月15日に4巻が発売!!
今回は『煙と蜜』の登場人物についてまとめます。
ネタバレを含みますのでご注意ください！
登場人物一覧
・花塚姫子（はなづか ひめこ）
・土屋文治（つちや ぶんじ)
花塚家の人々
・花塚瑞子（はなづか みずこ）
・龍子（りゅうこ）
・月子と星子
・こま子
・花塚敬次郎（はなづか けいじろう）
名古屋帝国陸軍第三師団の人々
・天道（てんどう）少尉
・六藤（むとう）大尉
・寿（ことぶき）中尉
・三ヶ尻（みかじり）中尉
・久原（くはら）中尉
・黒天号（くろてんごう）
・田丸、三田、角田
・鉄一鉄（くろがねいってつ）軍曹
尋常小学校の人々
・野々目（ののめ）
・鬼頭リン（きとう りん）
主人公
花塚姫子（はなづか ひめこ）
良家のご令嬢で12歳にして18歳年上の土屋文治という婚約者がいる。
素直で可愛らしく、何事にも一生懸命な性格だと文治からも称される通り、愛らしい素敵な女の子である。
姫子の祖父花塚敬次郎（はなづか けいじろう）曰く、二人の正式な結婚は姫子が15歳になってからとのこと。
文治のことは家同士が決めた結婚相手であるが大好きなようで、文治にふさわしい女性になろうと奮闘する姿が見られる。
帝都（東京）で暮らしていたが、この度母親の実家である広島へ引っ越し、祖父・母・女中たちと一緒に暮らしている。
母からは広島弁が出ることがあるが、姫子は標準語を喋る。
怖いものが多く、落雷や狛狐などに怯えるシーンが登場する。
余談だが、初期の姫子にはトレードマークのリボンはなく、苗字の候補は花塚以外に”花霞”、”神花(かんばな)”、”花園”などがあったらしい。
土屋文治（つちや ぶんじ)
30歳にして名古屋帝国陸軍第三師団歩兵第六連隊の大隊長であり、階級は少佐である。
三兄弟の長男で兵治と勝治という弟がいる。
祖父と父が論功行賞として男爵の爵位を得ている。
愛馬は軍から支給された黒天号（くろてんごう）。(13話)
家同士が決めた結婚で18歳年下の花塚姫子と婚約しており、たびたび姫子の家を訪れている。
常に冷静沈着で、何かと花巻家のことを気にかけている様子が見られる。
また、目の下に常に隈があり、人相が悪いと自覚しているため、少しでも幼い姫子を怖がらせないよう坊主頭にせず髪を伸ばしていると天道少尉に語っている。（12話）
好物は味噌汁で花塚家の味噌汁がお気に入り。
”敷島”という煙草を愛好しており、煙草が切れるとボーッとしてしまう。（14話）
花塚家の人々
花塚瑞子（はなづか みずこ）
姫子の母親。
胃潰瘍を患っており、一度作品内で吐血している。（5話）
医者曰く東京から広島へ越してきた疲れが出たのだろうという事だった。
また、姫子だけでなく屋敷で働く女中に対しても優しく、嵐の時にはお茶漬けを自ら振る舞ったり、いらなくなった香水をあげたりしている。
文治にはかなりの信頼を置いているようで、嵐の時には姫子と女中が寝る部屋に文治を用心棒として寝かせている。
龍子（りゅうこ）
花塚家で働く女中。
始めて姫子に出会ったのは姫子が5歳の時で、東京のお屋敷にいた時である。(11話)
姫子とは本当の姉妹のように育ち、今も一緒にお風呂に入ったりする。
四人いる女中の中で一番権力を持っていると思われ、姫子の面倒を一番よく見ているようだ。
姫子の婚約者である文治が気に入らないようで、度々睨みつけるような描写が登場する。
褌姿の文治を見て姫子が気を失った際には刃物を持ち出しているw（３話）
静岡出身でお月見をした際には月見団子は”へそ餅だら”と語っている。（２話）
姫子からは”龍ねーね”と呼ばれ、理想の女性だと告げられており、女性から見ても憧れるようなナイスバディーの持ち主。
安いからという理由で”朝日”という煙草を愛好しているが、姫子の前では絶対に吸わない。（14話）
花塚家で働く女中。
多分双子であり、顔も似ており身長もほぼ同じで声が揃う時がある。
右側の三つ編みの方が星子であり、名古屋熱田出身のため2人とも名古屋弁を話す。
6話では男の人の食べ方で床での様子がわかると話し、それを姫子に聞かれているw
そして床での様子の意味がわからなかった姫子に、”寝相のことだ”と言って誤魔化している。
いつか奥様に憧れの帝都に連れて行ってもらうという野望があるようだ。（2話）
2人とも大の宝塚歌劇団ファン。
こま子
花塚家の女中。
姫子より3歳年上である。
女中の中で一番背が高く、体格も良い。
新潟出身で、家は貧乏でお月見はしたことがないと語っている。（2話）
東北訛りがあり、一人称は”おら”である。
しっかり者で賢くて、優しくていとしげな姫子を密かに憧れている。（26話）
花塚敬次郎（はなづか けいじろう）
姫子の祖父であり瑞子の父。
旧幕府時代の名主の次男坊として生まれ、その後商家の養子となる。
商売で失敗と成功を繰り返し、名古屋で生糸・陶磁器・小麦の工場を経営し成功した。
人からは”成金”と呼ばれている。
文治からは”ご隠居”と呼ばれており、文治のことは”土屋のせがれ”と呼んでいる。
文治が家に来るといつも将棋に誘っている。
爵位が欲しくて孫の姫子と文治の結婚を取り決めた。
名古屋帝国陸軍第三師団の人々
天道（てんどう）少尉
初年兵から堅物と称される通りかなりの堅物男。
よく下の者を煩く注意し、鬱陶しがられている場面が描かれている。
また、文治が長髪であることに対し軍記が乱れると発言しており、ましてや婚約者の女性のために伸ばしていると聞いた時にはかなり納得のいかない様子だった。（12話）
男尊女卑な所があり、女など男のためにしか生きられない、従わせておけばいいと発言し世の女性読者の反感を買った。（当社調べ）
六藤（むとう）大尉
広島弁を喋り愛煙家である。
階級は文治より下だが仲がいいようで、大旦那と同様文治とタメ語で話せる人物である。
文治からは"六（ろく）さん"と呼ばれている。
妻を結核で亡くしている。(27話)
寿（ことぶき）中尉
文治の部下のイケメン。
華族の息子であるが、本人曰くただの放蕩息子らしい。
文治のことを慕っているようで、共に鉄一鉄（くろがねいってつ）軍曹の元へ乗り込んだことがある（24話）
座右の銘は「付和雷同」
三ヶ尻（みかじり）中尉
オネエ語を話す人物であり、小指が立っている時がある。
文治の隊服の取れたボタンを縫い付けてあげるシーンが登場し、あなたの服は私が縫うと決めていると告げていることから文治にただならぬ感情を抱いているのかもしれないが、実際には妻子持ちで仕事を終えるとまっすぐ家に帰っている。
近々第二子が生まれる予定。
久原（くはら）中尉
第一中隊長で文治が信頼する下士官のひとり。
背は低めで本人曰く、しがない貧乏武士の末裔とのこと。
文治や六藤からは”キュウさん”と呼ばれている。
花塚邸で土砂崩れがあった際に文治に連れられ花塚家にやってきた。
土砂災害の際の復興に関する知識に明るい。
黒天号（くろてんごう）
13話で登場した文治の馬。
軍から支給された馬で黒い色をしており、かなり大きい馬である。
夏に怪我をしていたようだが秋に復帰した。
嬉しいと手綱をまぐまぐ噛む癖がある。
毛は硬くなくふわふわとしているらしい。（姫子談）
田丸、三田、角田（たまる、みつた、かくた）
名古屋帝国陸軍第三師団歩兵第六連隊の初年兵(?)3人組。
広島弁を話す。
文治が大隊長であることを知らず、一緒にトランプをしたことがある。（7話）
よく天道少尉から厳しく注意をされる場面が登場する。
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鉄一鉄（くろがねいってつ）軍曹
口癖は”滾るぜ”
静岡にある漁村に歳の離れた妹・イチがおり、毎月養子先に送金している。
文治と姫子が名古屋観光をしているのを目撃し、悪い噂を流した。
そのことで文治から警告をされたが反省しているかは不明。（24話）
尋常小学校の人々
姫子と同級生の女の子。
姫子の隣の席に座っている。
授業中に居眠りしたり、巨大なカエルを素手で掴んだりとちょっと変わり者かも！？
姫子と同級生の女の子。
姫子に対し”存在感が薄い”、”都落ち”、”田舎臭い”など嫌味を言う。
クラスメイトの野々目からもその性格どうにかしろと言われており、性格に難ありのようだ。
土屋家の人々
33話で登場した文治の弟の1人。
勝治（しょうじ）という弟がいる。
文治も勝治は軍人だが兵治は違うようだ。
文治の弟で海軍に所属しているようだ。
最後に
もちろん私は文治様推しです。
色気とカッコよさでいったらどの漫画のキャラにも勝ると思っている・・！
まさか2019年の最後にこんなディープインパクトなイケメンが現れるとは・・・。
今後どう話が展開していくのか、目を離せませんな！！
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